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何かあるようでないような。そんな日々。

恋をしても、上手く自信が持てずに失敗。

そんなこと、何回繰り返したらいいのだろう。

徹底的に変えないとダメって何回も何回も決意して、ダメで。

やっぱり自分は、何かにどっぷりハマるのではなく。ちょくちょく遊ぶ感覚で何事も取り組んだ方がいいのかもしれない。

誰かに対しての好意を本気だと勘違いする行為は本当に愚かだ。

きっと火曜日の予定も、立ち消えになるだろう。

この先返事が来ることもないだろう。

なつきって名前の人とは変な縁があるなあ...

そんなことを考える数時間前までは、友人と会っていた。久しぶりの再会だった。

新しい環境に身を置く皆を見て、自分だけ時間が止まったような感覚に陥って。

浪人も悪くはないけど、一年をしっかりと活かせないと、アイツらにはもっと差をつけられちゃいそうだな。

何かが明日から変わるわけではないだろうけど。一つ変えよう。

ただセックスの為だけの出会いを求めよう。

それ以外はもう要らないや。

バカらしいけど真実の愛、自分が思う愛なんて、きっとどこにもない。

もしあるとするなら、多分、よほどドラマチックな出会いがあるはずだから。

それまではきっと。

Hard 4/11

朝からの雨のせいで、乗る予定のなかったバスを使う羽目になって、210円をロスしてしまった。そんな日。

そんな日に、よりにもよってそんな日に、バイトで初めて見た二個上の可愛い女の先輩に一番最初に好きになったあの子を重ねてしまって、少しの切なさと久しぶりに田舎に帰った時のような、そんなどことないような思いを噛み締めていたのは、自分の心の中だけに留めておこうと思う。

何かが始まるような予感と横殴りの雨風から来る寒さに震えながら、ひたすら赤い棒を回すそんな日。

そういえば、明日は晴れるらしい。

明日はどんな"そんな日"になるんだろうな。

遺稿ではなく。記録。

一年後にもし自分が生きていなければ、それこそ本当に遺稿になってしまうのだろう。

だけど、今度はそんなつもりはない。

昨日したセックスの旨味がまだ抜け切っていないし、その後に見たT2 Trainspottingのほろ苦さとシートに腰掛けていた時の若干の筋肉痛。

疲労が溜まって、バイトを休んで。

明日からはまた新しい快楽を求める旅が始まる。

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